一ヶ月に一度、自分へのご褒美はトリートメント!

何故かお姫様になる事に憧れていた私は物心付いた頃から髪を伸ばし続けていました。

髪の毛が長い=お姫様だという発想は、一体どこから来たのでしょう?

「邪魔になるから切りなさい。」と親が進められる度に口論になり、怪訝な顔をされていました。

中学生に上がる頃には腰までの長さになり、クラスや違う学年の人にも「貞子だ。」「気持ち悪い」と言われていましたが、全く気になりません。むしろそれが私のアイデンティティだ!なんて生意気にも考えていました。

高校生ではお尻まで伸びていて、中学生の時は陰口を言われ続けていましたが、女子校ならではの「ヘアメイクさせて!」「遊ばせて!」と毎日いろんな女の子達からヘアアレンジして貰って遊ぶ楽しい日々が続きました。

高校卒業後、専門学校に通いながらアルバイトしていた私は職場の先輩に恋をしました。

先輩は長い髪の子が好きだと言う話を聞いていけるかもしれない!と期待を胸にデートに誘ってみました。

後日、デートをしたのですが手応えがなく、まだ先かなーと考えていると、同僚の子からある話を聞きました。

「先輩、髪の長い子は好きだけど、長いだけじゃダメなんだって言ってたけど…もしかしたら、あんたの事じゃないの?」

その時ふと自分の髪を見て気づきました。

確かに、ろくに手入れもせず毎日アイロンをしたり、巻いたり、毛染めをしたりして毛先はボロボロスカスカだったのです。

「お姫様になりたいって思ってたんだけどなぁ。」

なんて心の声が漏れていたのを聞いた同僚の子は

「長さよりもさぁ、艶とか質感じゃないかな?お姫様ってキラキラしてるじゃん!」

その言葉に気づかされ私は次の日勇気を出して美容室に行きました。

ボロボロスカスカの毛先を揃えて貰い、一番高いトリートメントをしてもらうと、見違える程の綺麗な髪になりました。

鏡に映る自分の髪を見て、「ああ、私の理想ってきっとこんな感じだったんだ。」と実感。

そこから一ヶ月に一度、スタイリストさんのオススメするトリートメントをするようになりました。

髪が綺麗である事が私の楽しみで、仕事へのモチベーションに繋がっています。